VirtualBox環境を自PCにインストールしたのち、CentOS8-streamをインストールする手順を記載します。
VirtualBoxのインストール方法、ゲストOS用の領域確保については、下の記事をご参照ください。
構築環境
今回の構築環境は以下のとおりです。自分のPC上に、VirtualBoxという仮想マシンをインストールします。その後、仮想マシン上にLinux OSをインストールします。仮想環境はVirtual BoxでなくVM Ware等でも問題なく動作するはずです。
# | 環境 |
PC | Windows10 |
仮想マシン | VirtualBox |
OS | CentOS 8stream |
インストールファイルのダウンロード
CentOSのインストールパッケージをダウンロードするため、公式サイトにアクセスします。
アクセス後、CentOS Streamをクリックします。
CPUアーキテクチャを選択します。普通はx86_64でよいと思います。ARM64環境やIBM環境では、別ISOを選択します。
ダウンロードできるISO Imageが表示されますので、一番上を選択します。ただ、たぶんどれでも良いです。
選択したら、最も容量の大きいファイルをクリックしてダウンロードを開始してください。
私のネット環境では30分ほど時間を要しました。ネット環境が良くない場合は少し時間がかかるかもしれません。
ダウンロードが完了したら、次はインストールです。
CentOS8-streamをインストール
VirtualBoxを起動します。OSをインストールする領域は確保済みとします。確保方法についてはこちらの記事をご参照ください。※記事の後半に記載があります。
起動を押下してゲストOSを起動します。
先ほどダウンロードしたインストールファイルをうまく読み込んでくれるとよかったのですが、認識してなかったのでインストールが始まりませんでした。”デバイス>ディスファイルを選択”をクリックします。
先ほどダウンロードしたインストールファイルを選択し、開くを押下します。
再起動が必要なので、仮想マシン>リセットを選択してゲストOS環境を再起動します。
インストールメディアを正常に読み込めました。キーボードの↑↓が使える状態ですので、「Install CentOS Linux 8-stream」を選択します。
※なにもキーを押さないと、60秒後に自動的に起動されます。
下のようにインストーラーが動き出します。インストール時の言語を選択できるので、「J」付近にある日本語を選択し、続行を押下します。
なぜか右側が見切れてますが、ここではパーティションの設定や基本的なキーボードの設定、時刻の設定ができます。今回は最低限の設定のみ実施します。
下方向にスクロールするとユーザーの設定>rootパスワードがあります。この項目のみ設定しないとインストールできませんので、押下します。
パスワードを入力して完了を押下します。パスワードは英大文字、英小文字、数字、記号を多く用いた方がセキュリティが高くなります。
ボタンまで見切れていて見づらく申し訳ないですが、rootの設定をするとインストールできるようになりますので、インストールボタンを押下します。そのほかの項目の簡単な説明は、下の記事に記載します。
インストールが完了するまで数分待ちます。
完了したら、再起動します。
ところがどっこい、ライセンスに同意していなかったようです。
クリックして、ライセンスに同意します。
設定の完了を押下し、終了です。しばらくするとログイン画面になりますので、ログインします。ここで終わりかと思いきや。。GNOME用の設定が必要なようですので、日本語を選択したまま次へを押下します。GNOMEは簡単にいうとデスクトップ環境のための仕組みです。
キーボードレイアウトをまた求められました。かな漢字も使用するものとして、そのまま次へを押下します。
次に位置情報の有効無効の設定となりました。デフォルトは有効でしたが、無効にして次へを押下します。
オンラインアカウントと接続できるようです。通知設定やメール設定が容易になるんですかね?まだそこまで実装をにらんでいないのでスキップします。
これで使用準備が完了しました。
長くなりましたが、これでインストール完了です。Windowsキーを押下し、右下の黒い端末画面をクリックすれば、コマンドでの操作ができるようになります。
ありがとうございました。
コメント
途中の塗りつぶしが雑やな。