CentOSインストール時の設定項目を簡単解説

CentOS8-Streamをインストールする際にできる各設定について、簡単に解説をしていきます。(画像見切れててすみません。。)

キーボード

キーボードのレイアウトを設定できます。もし英語版のキーボード等を使っているようでしたら、ここの設定を変更します。普通の日本のキーボードであれば日本語設定のまま変更の必要はありません。(インストール後にも変更できます。)

言語サポート

言語サーポートはどの言語で使いますか、という設定です。英語を入れておいてもいいですが、インストール後にも追加できます。

時刻と日付

デフォルトではアメリカの時刻になってましたので、地域を「アジア」にし、都市を「東京」に選択すると自動的に日本の時刻に合います。見切れていますが、日付も変更することが可能です。(インストール後に変更できます。)

画像では見切れていて見えてないですが、タイムサーバの設定をすることができます。同期がしたければ同期ONにしておきます。これも後から設定できます。

インストールソース

インストール元のメディアを指定します。すでに指定済みだと思うので特に変更の必要がないと思います。

ソフトウェアの選択

インストール時にアドオン環境を同時にインストールするかどうか、などが選べます。こちらもすべてyumなどで後からインストールできるのですが、初心者で面倒な方はここでインストールしてもいいかも。

初心者であればサーバ(GUI使用)またはワークステーションの選択がいいのではと思います。ただし、想定外のパッケージがインストールされてしまう可能性があるので、クリーンな環境を構築したのであれば最小限のインストールを選択します。

インストール先

インストール先のディスク構成などを決定することができます。初心者の方でよくわからない方はデフォルトのままインストールしてください。自分でディスク構成を決定したい方はストレージ設定>カスタムを選択して完了を押下します。

カスタムを選択すると手動でパーティションを設定する画面に移ります。プルダウンメニューからLVMか標準パーティションか等を選択し、+を押下します。

マウントポイントと要求される容量を入力します。なお、正確に1GBを割り当てたい場合は1GiBと入力します。(2の10乗単位での単位です)

マウントポイントを追加したら下のように追加されるのがわかります。

システムは以下の「/」「/boot」「swap」は最低限設定しなければならないので、設定しましょう。/bootはシステムファイルが入る場所で、1GB程度でよいと思います。swapはメモリ容量と同程度が良いと思います。

設定が終わったら完了を押下します。

※パーティションの設定は正確な要件に基づいて実施してください。一度設定してしまうと、安易に変更ができない項目になります。例えば物理パーティションを切ってしまうとインストール後に結合することはたぶんできません。(できても厄介)また、LVMでもファイルシステムをxfsにすると、拡張はできても縮小ができなかったりします。最悪再インストールを余儀なくされます。

KDump

KDumpとは、システムが突然停止したり動かなくなったりしたときにその時のメモリ上の記録を記憶する仕組みです。この仕組みを有効にすることにより、障害発生時の解析がスムーズにできたりします。こちらもインストール後に変更できます。

ネットワーク

ネットワークインターフェースを確認できます。ホスト名を下の方で設定できるほか、見切れて見えないが、ネットワークに繋ぐこともできる。いづれもインストール後に変更できます。

セキュリティ

脆弱性チェックができるらしいです。インストールの環境によって対象が変わるのかな?よくわかりませんが、不要です。

rootパスワード

rootパスワードの設定はインストールするうえで唯一必須の項目です。ぱっと設定する限りノンパスはできませんでした。ただ、こちらもインストール後に設定できます。

インストール後にログインパスワードを求められるので、覚えておいてください。

ユーザの作成

root以外のユーザを作成することができます。こちらもインストール後に設定できますので、無理に設定する必要はありません。

まとめ

ところどころ雑な部分があり申し訳ないですが、たいていはインストール後に設定できますので、要件が決まっていなければインストールしてしまって問題ないです。パーティションだけは気を付けたいですが。。

ありがとうございました。

コメント

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